金属焼結多孔質フィルター

発明の分野

本発明は、ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)と呼ばれる、ディーゼルエンジンから排出される排ガス中の微粒子を除去するフィルターや、焼却炉や火力発電所から排出される燃焼ガス中の集塵フィルター、触媒担体、液体担体等、それを含む多孔質焼結金属からなるフィルター、及び多孔質焼結金属の製造方法。

発明の背景

従来、DPFとしては、コーディエライト等のセラミックス製の耐熱性ハニカムが使用されてきた。しかし、セラミックハニカムは振動や熱衝撃により破損しやすいです。さらに、セラミックは熱伝導率が低いため、フィルタ内に捕捉された炭素系微粒子の燃焼により局所的にヒートスポットが生じ、セラミックフィルタに亀裂や浸食が発生する。そこで、セラミックスに比べて強度や熱伝導率が高い金属製のDPFが提案されている。


投稿日時: 2018 年 11 月 12 日
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